教育改革が進んでいますよ。
がんがん進んでいますよ。
すでにニュースでもだいぶ取りざたされていますが、「思考力・判断力・表現力」だの「主体性・多様性・協働性」だのを入試で問うのだそうな。
「主体性・多様性・協働性」は置いておいて、「思考力・判断力・表現力」はセンター試験でも問うてきたわけでさ。
今更変える必要あるのかな。
と、疑問に思っているそこのあなた。
あるよ。
いま20代の管理人はひしひしとその必要性を感じています。
日本を一億総中流から格差社会に導く「バグ」
日本は一億総中流から格差社会へと向かっています。
インターネットという全くあたらしいメディアができたことにより、SNSなど今までにないビジネスが乱立した結果です。
実は一億総中流社会はもう壊れかけ、、、というか壊れていると言ってもいいかもしれません。
というのも、インターネットのビジネスは目新しい形であるがゆえに「バグ」が起こりやすいためです。
ここでいう「バグ」というのは個人にお金が集中することです。
言う慣れば経済のバグ。
ブロガーで「月収200万!」とかよく聞くじゃないですか。
個人事業主で年収2,000万超え!とか。
うそだーとか、ラッキーだったんだねとか、ほんの一握りでしょ、とか思いますよね。
でも、そんなことないんですよ。
「バグ」はそこら中にあります。
アフィリエイト、投資、YouTuber等々。
そして「バグ」がそこらへんにあるということは、「バグ」の中にいない普通に働いている人たちは単純に搾取されているんですよね。
だって企業が一人の社員に払っている金額より、宣伝してくれる有名YouTuberひとりに払っている金額の方が絶対多いじゃないですか。
さらに
つらいのが最も大きい「バグ」=最も成功しているインターネットの企業が、全部海外(大体アメリカ)にあること。
Google、Amazon、Facebook等々。
これはどういうことかというと、どんどん日本のお金がアメリカにグッバイしているということ。
たとえば、YouTubeに広告出したら当たり前ですが掲載費はGoogleに支払わなければなりませんよね。
日本人が別の日本人から稼いだお金でアメリカの経済を回してます。
まぁ、このブログもMac book Airで書いてますけどね。hahaha。
とはいえ、そりゃあ日本の経済を回すお金なくなりますよね〜。
まっとうに働いても、まっとうに生活できない
このままだとまっとうに働いても、まっとうに生活できない=まっとうに人生が送れない=まっとうに死ねない
(日本人の「まっとうな生活」って世界的に見ればレベルが高いんですけどそれは一旦置いといて。}
一億総中流の時代に、ご両親のおかげで、皆さんはこのまっとうなレベルに浸かってしまった。
これ以上下げるのはほぼほぼ無理。とほほ。
しかし現代の社会のレールに乗って、大学入って、普通の企業に入って、終身雇用だとけっこうひもじい未来が見える。。。
子供を育てるのは結構きつい気がする。
でもこれはもうしょうがない。事実だもん。
- お金は一部に集中するし、
- 日本からお金はどんどんなくなっていく。
いや、もちろんイケイケの大企業だったら違うと思いますよ。
あと「バグ」を捕まえに行こうとする企業もいいと思います。
DeNAとかね。
アフィリエイトやりすぎて問題になってましたけど。
名前の通った大企業でも厳しい可能性は全然あります。
日本の例ではなくて申し訳ないのですが、IBMという企業を例にとります。
アメリカでは超超超大IT企業。
日本法人もあります。
この世界企業ブランドランキングの推移動画を見てください。
(パソコンの方は右方向キーを連打しながら見てもらえるとちょうど良いかと。 )
「おいおい、どんどん下がっていくじゃあねえか!」
なにがあったかというと、IT企業であるにも関わらず、当時新しかったクラウド事業に乗り遅れてしまったんですね。
でもたったそれだけです。
たったそれだけだけど、その流れを見事に掴んでクラウド事業で現在トップをひた走る、Amazonは世界第三位のブランド力です。
(Amazonはeコマースの収益よりもクラウド事業のほうが成長率高いんですよ!https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1902/01/news071.html)
インターネットを使った商売というのはこれほどまでに大きなダメージもリターンも与えうるのです。
じゃあどーするのさ。
「バグ」を自分で取りに行く
or
海外からお金を持ってきて日本経済にお金を行き渡らせる
しかないのです。
二個目は個人でなんとかできる問題でもないので、アウトオブ眼中しましょう。
というわけで 「バグ」 取りに行こう。
教育を変えていくというのはすごく自然なこと。
さて、ココで話を戻しましょう。
今までの経緯を踏まえると、教育を変えていくというは非常に自然なことなのです。
こんだけコロコロ変わっている世界だからこそ、「変化に柔軟に対応できる」のは必須。
いやでもさ、
不景気真っ只中でさ、
メディアは暗いニュースばかり流してさ、
安定志向になってさ、
受けてきた教育がゆとりってさ、
揶揄されてさ。
そんな私達が
「レールからはずれろ!」
「変化に対応しろ!」
なんて言われてもさ、厳しいものがあるのさ。
そんなふうにならないために、教育を変えていこう、というのは当たり前の一手です。
むしろ遅いくらいです。
教育は「未来の社会で幸せに生きていくために必要な能力」を育むという一面がありますからね!
...。
ん?
おいおいおい私達はどうするんだー!
なーんて言っててもしょうがないので、ひたすらバグを探していきます。
以上、失われた20年なんて言われる時代にすくすく育った一人の20代の所感でした。