英語が、、、できない!
そう悩んでいる受験生は多いですよね。
これから書く方法は記憶力は最悪で、英語ができなかった僕が偏差値70超えの国際系大学を目指し、無事合格できた方法なので、信頼してもらっていいかと思います。
(そして管理人はセンター本番で英語9割以上だヨ)
やらなきゃいけないこと3つ
とってもシンプルです。
いいですか。
1.英単語覚える
2.文法覚える
3.長文に慣れる
以上、ダ!
とはいえ、もっと大事なことは、なんでそれができていないかと分析することです。
これは英語に限らずですが、勉強で苦手になるのはキホンのキができていないからです。これだけです。いやまじで。
基本ができていないにも関わらず、学校や塾の授業は基本がわかっている前提で進みます。
そして周りの人はその授業についていきます。
授業中に出された問題も当たり前のようにときます。
でも自分はその問題を解く上で必要となる前回までの授業の知識・技能を持っていないので解けません。
周りと比べて自分はできていないと感じ、苦手と思いこむ。。。
そして受験が近づくにつれて、
いやいやこんな基本問題解いてたってしかたない!
もっと難しい問題や志望校の過去問を解かなきゃ!
そしてその問題が解けなくて落ち込む。たまたま解けたら喜ぶ。
でも圧倒的に解ける回数のほうが少ない。
この場合、基本問題はそっちのけにしてしまいがちですよね。
そんなことを繰り返して入試本番。
博打にも程があるがありますよね。。。カイジもびっくりです。
と、いうわけで基本からやりましょう。
それが最短にして王道です。
とはいえ、英語を基本からやるにしても、やり方ってモノがあります。
それは、できるだけ解けない問題を解かないこと。
英語に関しては解けない問題をうんうん悩むのは大体時間の無駄です。
つまり、英語が苦手であろうこの記事の読者の皆様は、まずは問題を解きません笑
解ける問題を作るには、基本ができていないといけません。
ひたすら暗記の時間からスタートです!
なにを?
英単語です!
だって問題文も英語なのに英単語の意味わからなかったら問題なんか解けないですよね。
これは長文問題に限らず文法問題もです。
わからない英単語が出てきたら前後の文章から推測しましょうって習ったけど・・・?
多分ですが、残念ながら推測するのに必要な英単語力がまだ皆さんにはありません。
それでは、具体的な戦略をココから紹介していきます。
英語ができるようになるまでのロードマップ
英語ができるようになるロードマップは以下のようなイメージです。
まずは、基礎英単語だけをひたすら暗記します。
そして、その後英単語力・文法力・読解力の三つを並行して身につけていきます。
また、図で表しているように、中級英単語の暗記と長文への慣れは同時に行います。
言い換えると、一つの英単語帳で行います。
(この時点でどの英単語帳を使うべきか少しわかってしまうと思いますが。笑)
そして、これ以外はやってはあきまへん。
英語の基本は暗記
英語は英単語と文法を暗記しないと何も始まりません。
全ては暗記した量によって英語の点数は変わると言っても過言ではないです。
とはいえ、おりゃあああ!とか言いながら暗記したところで効率は悪いです。
効率の良い暗記方法で、自分のモノとしていきましょう。
効率のいい暗記方法
よく「この参考書・問題集を○周しました!」という合格体験記があると思いますが効率悪くない?と管理人は思ってしまいます。
暗記を効率化する上で、以下の忘却曲線をご覧ください。
出典: http://www.easyrote.jp/mnemonics.html
人の記憶はこんなふうに定着していきます。
しかし、「○周しました!」という人は初日にやった内容をもう一回やるのは何日後になるんでしょう・・・?
(3回目にその内容に触れるのもしっかり忘れたあとですよね。)
英単語のところで紹介したように、何日も同じ内容をやった方が記憶は間違いなく定着します。
実際に上記のように理論として証明されていますし、管理人の経験論からしてもそうです。
毎日復習したほうが記憶に残りやすいです。
上記のグラフのように、今日勉強したから次は何日後とか考えてやってもいいと思います。
しかし管理人の経験上めんどくさいです。笑
いちいち何日に勉強したとかメモっておいて、これはあのときやったから何日後にもう一回やらなきゃとかまで管理しだすと非常に煩雑になります。
なので、シンプルに毎日やりましょう!
1.基礎英単語を暗記
実は基礎レベルと言われる英単語を覚えるこのタイミングが一番きついです。
でも今まで英語の勉強をサボってきたツケだと思って頑張りましょう。
基礎レベルなので、こちらの単語帳で充分です。
本記事で紹介する一冊目!
暗記する上で意識しなくてはいけないこと2つ
暗記を効率良く行うためには以下の2つのことを意識しなくてはなりません。
- 反復
- アウトプット
大事なことなので、もう一度。
- 反復
- アウトプット
反復はよく聞くと思います。
アウトプットに関しては、人は思い出したとき、もしくは思い出そうとしているときに一番記憶に残ります。
それだったら、その機会をたくさん持てば記憶できるのです。
そう、アウトプットを反復。
超 Simple。
記憶力がよくない僕が具体的にやっていた方法
ここでは僕が受験時代や留学時に、実際に行っていた英単語覚え方を記していきます。
一日50英単語覚えることを目標にします。
※実際は「覚える」のではなく「触れる」
基礎英単語暗記一日目
まずは英単語の英語と日本語を音読します。
(音読が難しいなら、頭の中で唱える。ただし音読に比べて暗記効率は下がります。)
それを20英単語目まで繰り返したらまた最初から音読。
次は40英単語目まで繰り返したら最初から。
最後に50英単語目まで繰り返したら最初から。
そしてそのあと、英語部分を隠して日本語から英語に変換できるか自分の中でテストします。
英語→日本語では英単語自体が頭に残らないし、今後の入試では英作文が重要視されるのであまり意味がありません。
日本語→英語にしましょう。
日本語→英語ができれば、英語→日本語はもれなくできます。
しかし、ターゲットをそのまま使っていては日本語→英語はできません。
ここで多くの合格している先輩がやっているターゲットの使い方を紹介します。
引用:
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12175990342
折ります。
シンプルですが、効果てきめんです。
これで日本語を見ながら英語が出てくるかをテストしましょう!
基礎英単語暗記二日目
昨日勉強した範囲を覚えているかどうかのテストから入ります。
英単語を隠して、日本語から英単語が出てくるか確認しましょう。
悲しいかな意外とあまり覚えてません。
とはいえ、次の50単語に進みます。
昨日と同じように音読を繰り返して、最後にテストをします。
そのテストのときに、1日目の範囲でチェックマークをつけた英単語のテストをもう一回やります。
これで一応100英単語は2日で触れたことになりますね。
触れただけですけどね。
全然覚えてはいないんですけどね。笑
基礎英単語暗記三日目
基礎英単語暗記期間三日目でも、一日目の範囲をまだやります。
一日目の分はチェックマークをつけた英単語のテスト?
いやいや、全部です。
チェックマークをつけた英単語以外を忘れてる可能性って結構ありませんか?
それが怖いので、一日目の範囲、二日目の範囲全部で、日本語→英語ができるかどうかをテストします。
このときに、一日目の分で二日目も三日目もできた英単語に斜線を引きます。
もうこの英単語に使う時間は無駄だと判断します。
結構覚悟のいる作業だと思うので、しっかり吟味してから斜線を引きましょう。
あとはこの繰り返しです。
全部の英単語が斜線になるまで繰り返します。
この作業をやらなくてはいけないのは、基礎基礎の英単語800英単語くらいです。
つまり16日くらいで一周します。
正直すごく辛いです。
スパルタ英単語暗記期間の乗り越え方
辛いのだから乗り越えるのも一苦労です。
でも結果を信じて乗り越えるしかありません。
実際これを乗り越えられればあとは簡単です。
簡単に英語の偏差値が上がっていきます。
英単語の暗記に限らずではありますが、つらい勉強を乗り越えるときに解決策はいくつかありますが、僕は以下のように実践していました。
やる場所と時間を決めてルーティンにしちゃうこと。
これをやらないと落ち着かない。みたいな。
歯を磨かないと落ち着かないみたいな。
僕は暗記モノはアウトプットのために書くのも重要かなと考えてひたすら机に向かったりもしましたが、アウトプットの質よりも反復の方が重要という結論に至ったので、アウトプットをひたすら増やすことを重視して、音読だったり、思い出すという脳の作業を繰り返していました。
なので、僕が暗記モノをするときは決まってベッドです。
ベッドに寝転がりながらだったり、座りながらひたすらアウトプット・音読を繰り返す。
音読しなくてもいいテストパートの部分は通学の電車でやったりもしてました。
よく見る光景ですよね。
この基礎英単語暗記期間、最初の方は時間はかからないのですが、後半は普通に一時間とか一時間半くらいかかると思います。
なので、ベッドの上で夜の7~8時半は暗記。と決めて勉強していました。
あとは、このスパルタ暗記術にかかるの期間はたった一ヶ月です。
一ヶ月なら・・・!と自分に言い聞かして鼓舞しましょう。
2.文法を暗記する
さて、一ヶ月乗り切ったあなたには次のステップです。
それは文法。
ええ。文法。
憎めないあいつ。
でも、あいつのコトを知ってないと英語読めないですからね。
あと得点源となる英文法の問題で落としてしまうと、センター・共通テスト8割を狙うコトが非常に厳しくなってしまいます。
ただ、ココからはだいぶ楽になると思います。
文法はこれまでのポリシーとは別で、問題から取り組みます。
文法問題集の選び方 。
英文法の問題集といえばネクステージが有名ですよね。
ですが、管理人が使っていたのは「アップグレード」という問題集でした。
本記事で紹介する二冊目!
「データ分析」という文言や、志望校で出題された文法問題に対応していたことに惹かれて買いました。
もちろんなんでも良いというわけではなく、
- 網羅性が十分に担保されていること
- 問題のすぐ横に答えが載っていること(理由は後ほど)
この2つが大事です。
2つ目の条件は問題集を開ければすぐわかりますが、網羅性の担保については、今まで支持され続けてきた歴史というものが参照になります。
長く販売され続けてるのは、決して簡単なことではなく、それ相応の理由があるのです。
ココは信じて長く販売され続けている・支持されているモノを買うという選択肢が一番利口ですね。
↓以下はあんま読まなくていいです笑
ところで、皆さんは「信じる」という言葉をどのように捉えていますか?
管理人は響きは良いように聞こえて、「思考停止」とほぼ同義であると考えています。
しかし、その「思考停止」が必要な場面は必ずあります。
「思考」が無駄な場面ですね。
管理人は、これ以上深く考えても良い結果を生み出すことができない、思考するための材料を集めることができない(集めるのに膨大な時間がかかる)ときに時間と結果を天秤にかけて、信じるという選択肢を取ります。
受験生のときも問題集の網羅性について深く考えてもしょうがない。一応自分が持ちうる情報の中で、長く支持されてきたという事実があるのだから、「信じて」この問題集をやり込もうと決意しました。
あとから後悔するときが来るかもしれませんが、そのときに取れる最善の選択肢であったと胸を張って言えればいいのです。
閑話休題。
記憶力がよくない僕が具体的にやっていた方法
さて、問題集の選び方もお伝えしたところで、実際の暗記の方法について話題を移していきましょう。
ここでは僕が受験時代や留学時に実際に行っていた英文法の覚え方を記していきます。
こちらも一日50題を目標に進めていきます。
英文法暗記一日目
英文法の暗記もまずはインプットからです。
最初は答えを見ながらふーんそうなんだ と眺めながら読んでいきます。
(なので、問題の答えがすぐ見れる問題集でないと意味がありません。)
あとはひたすらアウトプットを反復。
一度ふーんってなった問題を、次は答えを見ないで問題を解いてみる。
このとき、選択肢を紙になんか書かなくていいですよ。
解答を思い出すという行為をアウトプットとみなします。
問題一問を解くごとに、すぐ解答を見て合っていたかどうかを確認してください。
以上で一日目は終了。
英文法暗記二日目
英単語同様、英文法も昨日勉強した範囲を覚えているかどうかのテストから入ります。
昨日の範囲をすべて解いてみます。
解いたら答えを見ます。
間違えた問題にチェックマークをつけておきましょう。
そして、(お決まりですが)悲しいかな意外とあまり覚えてません。
(覚えてたら天才。笑)
とはいえ、次の50問に進みます。
2日目の範囲をテストすると同時に、1日目の範囲でチェックマークをつけた問題のテストをもう1回やります。
これで一応100コの問題は2日で触れたことになりますね。
触れただけですけどね。
全然覚えてはいないんですけどね。笑
英文法暗記三日目
英文法暗記期間三日目でも、一日目の範囲をまだやります。
一日目の分はチェックマークをつけた問題のテスト?
いやいや、全部です。
チェックマークをつけた問題以外を解けなくなっている可能性って結構あると思います。
それが怖いので、一日目の範囲、二日目の範囲全部で、問題が解けるかどうかをテストします。
このときに、一日目の分で二日目も三日目もできた問題に斜線を引きます。
もうこの問題に使う時間は無駄だと判断します。
結構覚悟のいる作業だと思うので、しっかり吟味してから斜線を引きましょう。
あとはこの繰り返しです。
全部の問題が斜線になるまで繰り返します。
3.長文に慣れる。
この章ではどうやって英語の長文問題を解けるようになるかについて説明していきます。
来ましたね。
これが最終パートです。
とはいえ、皆さん実は1の基礎英単語習得の時点でこのパートは割とできるようになっています。
それを実感するのが、以下の「速読英単語 必修編」という単語帳の勉強を始めたときです!
本記事で紹介する三冊目!
で、でた〜。
これも歴史は長いですよね。
それに加えて改定されたばかり。
信用するに足る条件が揃っています。
速読英単語となってはいますが、メインは長文に慣れるために使います。
長文に慣れるというメインの目的を果たす際に、
- 出てくる英単語もついでに覚えてしまおう。
というのもありますが、
- 長文読解の練習をしているのに、いちいち辞書で単語の意味を引く時間はもったいない。すぐ横に単語の意味が書いてある方が良い。
というのもあり、この単語帳を長文読解の練習帳として管理人は使っていました。
「速読英単語」の具体的な使い方
「速読英単語」は、以下のことを意識しながら使用するといいと思います。
- なんでこの文章はこの単語の語順になっているのか。
- (基礎英単語のときに覚えていない、初めて出た英単語もついでに覚えよう)
ひとつめは特に大事で、文法を覚える上で非常に役立ちます。
こちらのテキストは何回も読み返すことに意味があります。
頭に文章の意味が入っている状態で読んでもとても意味があります。
この文章はこういう意味だよな。とわかりながら読んでいくと、それを初めて読む文章でも応用できるからです。
あとは一日何個か、というのを決めて文章を読み込んでいきましょう。
音読してもいいですが、管理人は通学時間の間にやってましたよ。
さいごに
いかがでしたしょうか。
英語の受験勉強は特に思い入れが深く、管理人も熱が入ってしまいました。
尚、上で紹介した参考書は電子書籍でも買えますよ!
オンラインのネット塾が増えているように、学習参考書も電子書籍を使う人も増えてきています。
特に英語は、長文や単語帳は電子書籍でも繰り返し読みやすいので、意外とアリです。
本がかさばらなくて、参考書が重たい問題も解消されるかも。
ちなみに僕もよく電子書籍を使っているのですが、電子書籍サービスを選ぶ時はこの記事が分かりやすかったのでオススメです!
繰り返しになりますが、「苦手」というのただ単に基礎の理解、暗記がてきていないだけです。
恐れずに進んでいきましょう!